2005年 02月 18日
授業プラン
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今日読んだ本
ラカン、『セミネール4,対象関係』、症例ドラの分析の部分
Temple Grandin, "Animals in Translation"をぱらぱら。
グランディンは、世界で初めて手記を発表した自閉症者。この本はその3作目。自閉症者の目を通して、動物の経験の仕組みを解明する、という本。畜産用機器の開発に携わるグランディンらしい本。
今日、聴いた曲、
Konsert med Sveriges Radios Symfoniorkester
Solist: Truls Mörk, cello. Dirigent: Manfred Honeck.
1. Benjamin Britten: Fyra havsmellanspel ur "Peter Grimes".
2. Edward Elgar: Cellokonsert e-moll.
昨日放送されたスウェーデンのラジオを今日チェック。名演。残念ながらブリテンは録音がとぎれていた。モルクは、いわゆる塩辛い音色で、発音が固く、音程は正確無比。アンコールに、ブリテンの無伴奏組曲の抜粋を弾いていた。
Saint-Saëns, Camille (1835-1921)
Le carnaval des animaux (for flute, clarinet, glockenspiel, xylophone, 2 pianos, string quartet & double bass)
The Festival Ensemble of the Festival of the Sound, James Campbell (director)
BBC Nocturneより。サン=サーンスはときどき名曲を書く(最晩年の管楽器のためのソナタ集など)。『動物の謝肉祭』は子供向けのようで、ひねりが利いている。知らない団体だが達者。
ベルワルドの交響曲第三番も聴いた。エールリング指揮のだったかな?この突然変異的に新しい響きがする曲は、1845年頃の作品なのでシューマンの2番と同時期。ピリオド楽器で演奏してみたら面白いのではないだろうか?もさっとしたところがクリアになると思う。
(20日追記:エールリングは最近無くなったのですね(ここ参照)。それでスウェーデン放送で特集しているようです。)
あとは、バルトルド・クイケンが吹いたCPE Bachの無伴奏フルート曲を最近よく聴く。96年頃、ブリュッセル・モネ劇場のランチコンサートでクイケン兄弟揃い踏みのクープランの室内楽を聴いたことがある。その時は音量が小さく不安定であまりよい印象を持たなかった。こちらの耳がまだピリオドについていけてなかったのもあるだろう。ところが、今回聴いている演奏は、完璧な技巧と高い緊張感。モダン楽器では全くつまらない曲が生き返る。
来年度の講義のプランを練る。視線をテーマにしたいと思っているのだが・・・
ラカン、『セミネール4,対象関係』、症例ドラの分析の部分
Temple Grandin, "Animals in Translation"をぱらぱら。
グランディンは、世界で初めて手記を発表した自閉症者。この本はその3作目。自閉症者の目を通して、動物の経験の仕組みを解明する、という本。畜産用機器の開発に携わるグランディンらしい本。
今日、聴いた曲、
Konsert med Sveriges Radios Symfoniorkester
Solist: Truls Mörk, cello. Dirigent: Manfred Honeck.
1. Benjamin Britten: Fyra havsmellanspel ur "Peter Grimes".
2. Edward Elgar: Cellokonsert e-moll.
昨日放送されたスウェーデンのラジオを今日チェック。名演。残念ながらブリテンは録音がとぎれていた。モルクは、いわゆる塩辛い音色で、発音が固く、音程は正確無比。アンコールに、ブリテンの無伴奏組曲の抜粋を弾いていた。
Saint-Saëns, Camille (1835-1921)
Le carnaval des animaux (for flute, clarinet, glockenspiel, xylophone, 2 pianos, string quartet & double bass)
The Festival Ensemble of the Festival of the Sound, James Campbell (director)
BBC Nocturneより。サン=サーンスはときどき名曲を書く(最晩年の管楽器のためのソナタ集など)。『動物の謝肉祭』は子供向けのようで、ひねりが利いている。知らない団体だが達者。
ベルワルドの交響曲第三番も聴いた。エールリング指揮のだったかな?この突然変異的に新しい響きがする曲は、1845年頃の作品なのでシューマンの2番と同時期。ピリオド楽器で演奏してみたら面白いのではないだろうか?もさっとしたところがクリアになると思う。
(20日追記:エールリングは最近無くなったのですね(ここ参照)。それでスウェーデン放送で特集しているようです。)
あとは、バルトルド・クイケンが吹いたCPE Bachの無伴奏フルート曲を最近よく聴く。96年頃、ブリュッセル・モネ劇場のランチコンサートでクイケン兄弟揃い踏みのクープランの室内楽を聴いたことがある。その時は音量が小さく不安定であまりよい印象を持たなかった。こちらの耳がまだピリオドについていけてなかったのもあるだろう。ところが、今回聴いている演奏は、完璧な技巧と高い緊張感。モダン楽器では全くつまらない曲が生き返る。
来年度の講義のプランを練る。視線をテーマにしたいと思っているのだが・・・
by ojamo
| 2005-02-18 21:05
| 読書 音楽