2010年 06月 11日
中村歌右衛門・山川静夫
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中村歌右衛門・山川静夫『歌右衛門の六十年 ひとつの昭和歌舞伎史』
岩波新書の黄色版を古本で入手。まだ読み始めたところなのだが、面白いので読むのがもったいない。女形六代目中村歌右衛門(1917-2001)の楽屋に学生時代から出入していた山川静夫アナがインタビューする。戦前、幼少時の五代目歌右衛門の時代の歌舞伎の様子(ということは先代の菊五郎と先々代の團十郎のさらに一世代上)から説きはじめる。何にしろ語りの調子がよい。お姉さんことばなのである。
ポーランドのラジオで先ほど放送していたラ・サール弦楽四重奏団のツェムリンスキー2番とベートーヴェン15番、えらい気合と迫力だった。たしか高校生の頃だったかに買ったグラモフォンのベートーヴェンの録音は線が細くてなんで褒められるのかわからなかったが、今日はじめて確かに大演奏家だったというのがよくわかった。
岩波新書の黄色版を古本で入手。まだ読み始めたところなのだが、面白いので読むのがもったいない。女形六代目中村歌右衛門(1917-2001)の楽屋に学生時代から出入していた山川静夫アナがインタビューする。戦前、幼少時の五代目歌右衛門の時代の歌舞伎の様子(ということは先代の菊五郎と先々代の團十郎のさらに一世代上)から説きはじめる。何にしろ語りの調子がよい。お姉さんことばなのである。
ポーランドのラジオで先ほど放送していたラ・サール弦楽四重奏団のツェムリンスキー2番とベートーヴェン15番、えらい気合と迫力だった。たしか高校生の頃だったかに買ったグラモフォンのベートーヴェンの録音は線が細くてなんで褒められるのかわからなかったが、今日はじめて確かに大演奏家だったというのがよくわかった。
by ojamo
| 2010-06-11 21:56