2009年 05月 16日
キャロル・セラジのバッハ
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またバッハで恐縮だが、チェンバロのCarole Cerasiのイギリス組曲がよかった。ルバートで、声やチェロで歌うように歌う。スウェーデン出身でトルコ系セファラード(北アフリカ系ユダヤ人)だが母国語がフランス語でイギリスで教育を受けているというどれがバックグラウンドなのかわからない経歴の人のようだ。
先日書いたJohn Buttのオルガンは非常に明晰。マルカートというわけではないが、響きが混濁しないように細心の注意を払ってフレージングしているのが伺える。トッカータとフーガBWV565を聴くとあまりにすっきりしていて特徴がよくわかる(後半で、不思議なオブリガートがはいってこれもおもしろい)。
オルガン好きの人は近代を聴くのだろうが僕は苦手なので、フレスコバルディやパッヘルベルにさかのぼる。
先日書いたJohn Buttのオルガンは非常に明晰。マルカートというわけではないが、響きが混濁しないように細心の注意を払ってフレージングしているのが伺える。トッカータとフーガBWV565を聴くとあまりにすっきりしていて特徴がよくわかる(後半で、不思議なオブリガートがはいってこれもおもしろい)。
オルガン好きの人は近代を聴くのだろうが僕は苦手なので、フレスコバルディやパッヘルベルにさかのぼる。
by ojamo
| 2009-05-16 21:00